この度は、洗面台の蛇口からの水漏れのご依頼をいただき訪問をさせていただきました。
現行の洗面台は、ご自宅がまもなく築30年になられるという事で当時からご利用をされており、修繕等は今までにはされた事は無く今回初めての水漏れによるトラブルという事でした。
現行洗面台の洗面器も比較的に大きいタイプで、水栓事態がシャワー部とレバー部とでそれぞれ分かれていて、主に頭を洗う用途を用いる洗髪シャワー水栓が付いています。
今回は使用された年数も含め、部品の交換修理ではなく水栓本体の交換をご希望いただきましたので、メッキのタイプから樹脂製のタイプへ交換をさせていただきました。
All メッキタイプと樹脂製の製品とでの違いは、機能性に関しては特になく、外見のみの違いだけとなります。
水栓交換の作業中に、エメラルドグリーンの物質(スケール)が確認できたのでそれに関して少しご説明いたします。
スケールとは、水中に溶けている無機塩類が析出した物質のことです。水垢の一種ともいえます。
低温と高温の2種類の水が配管内を循環する熱交換器においては、水にわずかに含まれているシリカ、カルシウムなどが配管内に析出・付着し、やがて堆積します。これがスケールです。
スケールは非常に硬く、水に溶けにくい「難溶性物質」であり、金属ブラシや水改質装置では容易に削り落としや析出・付着防止が困難な、熱交換器の厄介者となっています。
場合によっては、お湯の給水量(水圧)が落ちたり、お湯が出なくなったりもします。
そういった際の改善策としては、給湯器から先のお湯の管を新しい物に入れ替える工事を行ったりもします。
身体に直接及ぼす影響は特に無いと思われますが、お肌に疾患(アトピー性皮膚炎など)をお持ちの方がいらっしゃったり、女性であればシャンプーの際にそういった水質が気になるという事であれば先程のような工事を行うか、簡易的には浴室の水栓のシャワーヘッドを交換することで対応をさせていただいております。
水漏れや、水質のお悩みなど御座いましたら弊社みずいろ水道サービスまでお気軽にご相談ください。